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1/30、無事にe-taxで確定申告完了!

やってみればカンタンだったぜ!

昨年は税理士に13万を払って確定申告を依頼した。
こんな作業に価格分の価値が?なんて思うくらい呆気なかった。
以下の理由で、依頼した意義はあったのだけどね。

・必要手順の予習になった
・税務署向けに税理士の署名は有用だった

さて、忘れないうちに記事化していこうかな。来年以降の備忘用として。
幾つかの作業ポイントで、間違えやすい罠があったのだから。

・期末在庫の算出 (決算整理)
・電子証明の設定 (e-taxセットアップ)
・非課税、不課税項目の混入 (消費税の計算)

この辺。
今回は決算整理にスポットを当てるぜ!

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棚卸は確定申告ソフトじゃできない

確定申告ソフトは便利だ。ワイはMFクラウド確定申告を使っている。

決算書の作成にあたり、仕入額などの集計はMFクラウドが自動でやってくれる。
MFクラウドを使ってマメに記帳していれば、税理士に依頼するにしても確定申告の報酬が安く済む。

確定申告の報酬以前に、以下のメリットがあるからオススメ。

・領収書の取り込みが自動になって経費管理が楽チン
・月ごとに財務状況を把握できるので問題を見つけやすい

調子に乗って仕入れ過ぎちゃっていても、すぐに気づかないことはよく起こる。
早めに仕入を見直せるのは、MFクラウドのおかげと言っても言い過ぎではない。
それで月々¥864(税込)は安い。

ところが、確定申告ソフトでも自動で集計できないことがある。

・売れた分の仕入高
・期末在庫高

いわゆる棚卸の作業。
これらだけは人手が必要なのである。


決算整理の下準備

・売れた分の仕入高
・期末在庫高

これら棚卸は面倒で気の進まない作業…。
しかも、2017年度は2期目。開業初年度(2016年度)の在庫が混ざる。
開業初年度に比べて、集計が複雑になってくるのだ…。

けれど、これに手を着けなければ始まらない。
作業手順を追うとこうなる。

①エクセルの在庫管理表から、必要なデータを集める
・売れた分の仕入高 (繰越商品と当期仕入高の中から)
・廃棄商品

決算整理に必要なデータは額面ベース。
eBay(輸出販売)とAmazon(輸入販売)、2つの販売チャネルがあるので合算して求める。

②確定申告ソフトから、当期にかかった全ての仕入費用を集計する
・当期仕入高

③集めたデータを使い、売れ残り在庫の金額を集計する
・期末在庫高

④期末在庫高を使い、決算整理仕訳を切る
・期末在庫高の決算整理仕訳

⑤決算書の完成
・損益計算書 (P/L)
・貸借対照表 (B/S)


売れた分の仕入高の算出

商品は、仕入れた順番で管理番号を割り当てることが前提(Amazone・Bayともに)。
eBayではこの管理番号がそのままSKUとして利用される。

売れたら即、対応する在庫に紐づけること。
これが在庫管理の要となる作業だ。

売れた日付で管理番号を紐づければ、当期の仕入高が抽出できるようになる。
2017年度に売上があった仕入金額を抽出・合計すれば、それが売れた分の仕入高だ。

ちなみに、売れた分の仕入高 = 売上原価である。


期末在庫高の算出

次に、上で算出した売れた分の仕入高を使って期末在庫高をあぶり出す。
期末在庫高とは、早い話が売れ残りである。

期末在庫高を求める計算式

期首在庫高 + 当期仕入高 – 売れた分の仕入高

実際に数字を入れるとわかりやすい。
期首在庫高:10万
当期仕入高:100万
売れた分の仕入高:90万

10万 + 100万 – 90万

売れ残った商品は20万円分ということになる。

前年は期首在庫が0だったから集計が楽だったなあ。

ところで、上の計算で求めた期末在庫高が貸借対照表(B/S)の商品、つまり資産項目へ移る。
つまり損金として計上されないので、所得税が多くかかることになる。

反対に、売れ残りである期末在庫高は、少ないほど所得税が安くなる。
所得税を減らすには、仕入れた分を当期中にしっかり売り切ることが大事なのだ。

よくある勘違い「当期仕入高 (ここでは100万) = 経費」。

これは間違いなので、あなたもお間違えなく。

ワイのモットーは高値売り。採算割れを避けるために、仕入が高かった商品は販売価格も高くなりがち。そういった商品は売れ残る傾向にある。
来期の決算整理を楽にするためにも、無駄な税金を減らすためにも、2016年度分在庫を今年中に売り切るか処分することが課題だ。

さて話を戻す。
下準備の際に、注意すべき点があった。

・仕入にかかった国内運賃を仕入点数に応じて按分しておくこと。
(複数をまとめ買いした場合)
・仕入れた古着には一着ごとに金額を割り充てておくこと。
(複数をまとめ買いした場合)
・エクセル在庫表の販売日付が2018年になってるセルが複数存在したので、それらを2017年に修正すること (ワイ環境だけのバグ?)。

これらをやらないと、せっかく売れた分が…

・計上漏れで経費にならない
・期末在庫に含まれて資産になる

などの悲しいことが起きてしまうのだ。


在庫の決算整理仕訳

仕上げ。この仕訳を忘れると決算書が酷いことになるw

決算整理仕訳

期首商品棚卸高 ○○○ / 商品 ○○○
商品 △△△ / 期末商品棚卸高 △△△

実際に数字を入れてみる。
昨年の売れ残り:10万
当期の売れ残り:20万

期首商品棚卸高 10万 / 商品 10万
商品 20万 / 期末商品棚卸高 20万

自分で期首棚卸高の仕訳(赤文字部分)を切る必要がある。ってことをワイは知らなかったので(というかMFクラウドが勝手に仕訳を切ってくれるものと思っていたので)、課税所得が多くなっていたw
危ない危ない、途中で気づいてよかったぜ!


廃棄損の考え方

ところで、古着を扱っていると、廃棄せざるを得ない商品が出てくる。
仕入れたはいいが、破れや汚れが後から見つかり、どうしても売り物にならない、とか。
返品するにも古着は返品しづらいよね。時間が経ってれば買った当時の瑕疵かどうか証明しづらいし。
店が遠かった場合、たかが仕入値¥500のために返品に行くか?ってのもある。

さて、廃棄損というからには、経費にできそうだよね?
経費にできれば、利益が減る。つまり所得税を減らせるということ。

うわー悪用できそう!w

でも本当にそんなこと可能なのかな。

こういう時は仕訳を切るのが一番の早道。
まず、期首在庫高から廃棄損が出た場合の仕訳。

廃棄損 ○○○ / 商品 ○○○

期末在庫高を求める計算式

(期首在庫高 – 廃棄損) + 当期仕入高 – 売れた分の仕入高 + 廃棄損

実際に数字を入れるとわかりやすい。
期首在庫高:10万 (廃棄損:▲1万)
当期仕入高:100万
売れた分の仕入高:90万
廃棄損:1万

(10万 – 1万) + 100万 –  90万 + 1万
= 9万 + 100万 – 89万

売れ残った商品は20万円分ということになる。

あれ?廃棄損を計上しない時と何も変わらない。

では次に、期中の仕入品に欠陥が見つかった場合の仕入を切ってみよう。

廃棄損 ○○○ / 仕入高 ○○○

期末在庫高を求める計算式
期首在庫高 + (当期仕入高 – 廃棄損) – 売れた分の仕入高 + 廃棄損

実際に数字を入れるとわかりやすい。
期首在庫高:10万
当期仕入高:100万 (廃棄損:▲1万)
売れた分の仕入高:90万
廃棄損:1万

10万 + (100万 – 1万)  –  90万 + 1万
= 10万 + 99万 – 89万

売れ残った商品は20万円分ということになる。
あれれ?やっぱり廃棄損を計上しない時と変わらない。

そう!経費として借方に計上(+)しても、貸方で商品(仕入)が減ってる(-)から相殺されてるんだよねwww

なので。ワイの場合、廃棄損の仕訳を切るだけ徒労だから何も計上してない。単純に在庫表からその欠陥品を削除するだけ。
仕入れた時のお金は無駄になるけど、まあ仕方ないよね。


まとめ

決算整理がヤマ。後は、できあがった決算書を基にするだけ。頭を使う作業はもう終わり、と言いたいところだけど。
もうちょっとだけあるのじゃ。

次回はe-taxのセットアップにスポットを当てるぜ!
ワイはMac使い。何でもかんでもMacで申告したい派。
だけど、結局はMacでもWinでも試したのでその顛末を。


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