高値売りまー坊の喧嘩腰eBay輸出ブログ

検証と考察シリーズ、顧客満足が高いのどっち?<安いSAL vs. 早いeパケット>

読了までの目安:およそ3 分ですぜ!

高値売りの伝道師こと、古着eBayセラーのまー坊(@belligerent_exp)だぜ!

今回は、検証と考察シリーズの第二弾*。
海外発送について、それも顧客満足」に直結する配送方法について考えるぜ!
おなじみの書留SALeパケットを比べながら、フィードバックの獲得率などに触れていきたい。

*第一弾、検証と考察シリーズ、売れるのに最適な「出品数量と出品頻度」だぜ、こんニャロー!コチラ

顧客満足を表す変数 = フィードバック数

フィードバックをもらえたら満足してもらっているということで。
メンドクサイのにフィードバックを残してくれるお客に感謝!

販売数フィードバック比率

まー坊が作った指標に「販売数フィードバック比率」というものがある。
eBay界隈では「売れフィー」と呼ばれているので耳にしたことがあるかもしれない。

念のため公式を記載しておく。

月間フィードバック数 ÷ 月間数販売個数 × 100%

「今月の売れフィーどうだった?」「今月も下(さが)フィーだよ」
のように使われる。

データで対照的なセラー2人を検証する

eパケットをメインの発送方法に据えるまー坊。
そして書留SALをメインにするライバルセラーを登場させる。
フリーシッパー野郎である。
この二人を比較した表がある。

まー坊 (セラー暦3年目) フリーシッパー野郎 (セラー暦8年目)
配送方法 eパケット (送料有料) 書留SAL (送料無料)
販売個数(月間) 80 ~ 100 30 ~ 40
フィードバック数(月間) 40 ~ 50 15 ~ 20

比率は二人とも50%近辺。

一年前この結果にたどり着いた時、ワイは驚愕した。
早く到着するeパケットの方が、売れフィー比率が高いと信じていたからだw

同じ売れフィー比率ならSALを採用すべき?

どちらも同じ比率だったのはなぜだろう?
バイヤーにとってどっちでも構わないということなのだろうか。

参考までに、フィードバック内容の要約を記載する。

まー坊 フリーシッパー野郎
内容 発送が早い、到着が早い、記載通り、綺麗 到着が早い、記載通り、おまけが素晴らしい

意外なことに、SALでも到着が早いと言っているバイヤーが多くて驚いた。
そう、航空機の荷台スペースが空いてさえいれば、eパケットと同じ到着期間になることは考えられるのである。

であれば、

SALでもeパケットと同等の顧客満足を得られる

そうであれば一刻も早く書留SALにすべきである。
なぜなら、

eBayでは送料にまで販売手数料がかかるため、
送料を安くすれば安くするほど利益率が高まる

からだ。

SALでのテストとその結果

そこで、

・売れ残り商品を使い、
・2017年の3月~8月の間、

フリーシッピングの書留SALをテストしてみた。

テスト期間が春夏であったためか、特に未着連絡が増えるということはなかった。
あのカナダでさえ、この期間に発送した商品の未着連絡がない。

ただ、SALで発送した客からフィードバックを一人からももらえていない

・たまたまフィードバックを残さない主義の客にあたったから
・eパケットに慣れていた客だったため到着時間に不満だったから

なのかは推測するしかない。
推測する材料として

・テスト用の商品は比較的低価格帯であったこと
・ワイの常連にはSAL商品を購入する人はいないこと

から、いわゆる質の低い客だったのではないだろうか。

eパケットで満足していた常連はどうなる

では、もしSALを全面的に採用した場合、
ワイの常連はどんな反応になるのだろうか。

もちろん安い方がいいと、反応はいいはずだ。
だが一度でも未着を経験したらどうなる?
関係は悪くなり二度と買ってはもらえなくなるだろう。
未着があってからのリピーターは限られている。

だからSALにしてはいけない

テスト結果から夏場であればSALでもトラブルなく届けることができた。
同時に、質の低い客を引き寄せている可能性も確認できた。
高値売りこそがワイの価格戦略だぜ、こんニャロー!①で触れているが、ワイは彼ら質の低いバイヤーを顧客層から外すべきと考えている。

もし、売れ筋商品にまでSALを適用したらどうなるのだろうか?
メリットとして、

きっと今より20%ほど販売点数は増える

と思う。
その一方で、

・質の低い客を呼び寄せる
・未着による信用低下を招く

などのデメリットが考えられる。
何よりフリーシッパー野郎と競合することになる。

デメリットの方が多いw
せっかくフリーシッパー野郎と棲み分けてるのに自分から近づいてどうするよ。
まー、売れ残りを吐き出す手法として残してもいいのかもしれない。

朝の更新に切り替えようとしているまー坊でしたぜ!


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