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タオバオじゃ手に入らなくなったぜ!
中国の景況感、ビジネスへの関わり方に影響されるこのタオバオ経由の輸入。
まさにそれらに直面し、ワイは売れ筋商材の入手が困難になったぜ!
なんで困難なのかは2つの理由がある。
若者は特に田舎の工場勤務より、上海などの都心部で金持ち相手の商売を好む。
高級ホテル内に日本食レストランをオープンさせたり、日本式の美容院をオープンさせたり。(あくまで知人の中国人留学生の話だから信憑性はほどほどに)
日本なんかよりもはるかに需要が大きいから、失敗する確率がグンと下がる。
市場規模も大きければ、市場余地も残しており、日式などの海外ブランドがまだまだ人気という、トリプルで日本より需要大。羨ましいねw
だから田舎勤務は機会損失だと捉えられているようだ。
なるほど、労働コストの安い若者が流出するなら、労働力の確保が困難になり賃金も上昇する。
その結果、生産元の工場がなくなり、欲しい商材が入手できなくなった、ということだと思われ。
さて、開業初年度から消費税課税事業者*をチョイスしたワイにとって、
安い生産地に行ってまで代替商材を探しに行くほど、輸入には高い優先順位を置いていない。
だから今は輸出がメインなんだよね。
消費税のことなんか気にせず国内もバンバンやっていきたいのが本音だが、
ワイの事業規模だと輸出に集中せざるをえない。
*消費税を払いますよ~って宣誓。
ざっくり言えば、国内で売れば売上分の消費税を払い、国外で売れば経費分の消費税が返ってくる。
当然だが売上額 > 経費額が正常な会計なので、国内販売の比率が高ければ高いほど、消費税を受け取るよりも多く払うことになってしまうんだぜ!
質が悪くなるばかりだぜ!
そしてもうひとつ、
取引回数が多くなれば、取引相手の信頼を維持すべくサービスが良くなる。
普通はね。
ところが、
となりがちな国がある。共産国で多民族*の中国だ。
現状がうまくまわってるなら「改善をする」という発想を持ちづらい上に、
同僚同士が必ずしも敬意を持ってるとは限らない。
単純に仲が悪い民族同士で、業務上の連携を取らないということも考えられるし、
厳格でまじめな気質の北部出身者が、おおらかでラテンノリな南方出身者の働きぶりを見てまじめに働くのが馬鹿らしくなる、というのも考えられるのだ。
*上はワイの持論なのでその限りじゃないし、当然個人差あります。
個人的に何人もの中国人と接してみて、彼らに好意しかもっていないワイだから叩ける軽口なんだぜ!
さて、まー坊の商材は、他のバイヤーが扱う同じアイテムより、
・2.5倍高い
んだぜ!
他のバイヤーは200円で買えるアイテムを2,000円前後で販売していたが、
高値売りを得意とするワイは違った。
1,600円で買ったアイテムを5,000円で売った。
利益額を重視した結果だぜ!
何種類もサンプルを取り寄せた中から厳選した、抜群に質感が良い商材。
10,000円で売ってる百貨店の売れ筋と遜色がなかったんだぜ!
だから売れないはずはなかったんだぜ!
そこへ、欠陥品が届き始めたり、入手できなくなったりし始める。
さらにさらに欠陥品の数が多くなって仕入をやめたり、突然廃盤になる。
売れ筋が手に入らなくなり、売れ行きが細る。
最終的に…
月50個下回り、大口出品から小口出品に切り替えたところで
タオバオ仕入から遠ざかってしまったぜ!
直接工場に問い合わせや改善要求ができれば良かったんだけど、
ワイが購入しているのはあくまで個人商店から。工場ではない。
中国語で問い合わせても軽く流されるんだよね、わからんって。
彼らにしたら対応メンドイし、直接の仕入れ先を教えるはずがないわなw
これ、当時は安く買える商材だったぜ!
こっからはおまけ。
始めた2015年の10月当時は、空前のAmazon出品ブーム。(ワイもそれに乗っかったわけだが)
商売のトーシロが思いつく商材でござーいってな感じのアイテムが多かった。
特に単価の安い、スマホ関連が多かったな。
タオバオで調べてみるとそれらの商品は簡単に見つかる。
ただ、同じ商品がいくつもアマゾンに並んでいるのを見ると…
もう既に価格競争に入っているな(汗)
という印象だったぜ!
みんなが思いつき、みんなが輸入し易い商材はプレイヤーが群がる。
例えばよくあるのは、落下防止用のスマホに指を引っ掛けるためのリング。
iRingが一番有名かな。
そのiRing、当時は超円安ながら1個2.5元(約50円)で買えた。
税関でひっかかって地方税徴収されたらもう少しコストは上がるけど、
輸送費込みでも100円以内に納められるね。
理由は後述するが、
ワイは商材としてではなく、あくまでサンプルとして10個を色違いで購入した。
軽いからどうせ送料に影響しないので。
予想外にセラーたちは高値で頑張ってたぜ!
そのiRing、アマゾンでは900円くらいで販売されていたと記憶する。
ちなみにだが、同じ商品がメルカリでは400〜600円だった。
胴元に持ってかれる手数料はアマゾンはだいたい18%、メルカリ10%だから、
一個あたり650円(アマゾンの場合)は利益が獲れたはずだ。
一日に10個売れたとして6500円。悪くない。
だが売れれば、の話だ。そして需要が今後も一定ならば、だ。
ワイはそんな、大量に仕入れる必要がある商材は避けたかった。
売れ残った場合の在庫リスクが怖いからだ
そして人が簡単に思いつく商材を扱うのもごめんだった。
過当競争に至るのが明らかだから(実際そうなっていたし)
今そのリング、メルカリでは最低価格300円。誰も購入していないが。
アマゾンに至っては、
ほら!安くなって…
あれ??
1310円、だと?
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
もっと高い1582円だと?
なんと!
値段をキープするどころか、もっと高値で売られていた!
高値で売るために頑張っているセラーも他にいるのかと感動した。
久しぶりにタオバオでリサーチしてみたぜ!
さてそのiRing、どうやら付属品を付けてパッケージもリニューアルしたらしい。
そうか、メルカリが安いのはワイも持ってるのと同じ旧型品か。
そうなると、今のタオバオ価格が気になる。
ポチッ、カタカタ、えいっ!
45元!(約760円)
高い!(確信)
もしこの仕入れ値なら、
▲760円
▲236円(1310円x0.18)
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利益 314円
うーん、なるほど。
毎日10個以上売れたら3000円か。
今ってブーム終わってAmazonセラー減ってるからもっと売れるかな?
ニセの可能性が大きいが、こんなとこもある。
1.5元!(約25円)
安い!(笑)
なんか安いせいか、パッケージが薄いような…
ちゃっちく見えて偽物って思えちゃうぜ!w
もしこれを入荷して販売してたら、
▲25円
▲236円(1310円x0.18)
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利益 1049円
ワーオ!w
販売するなら両方取り寄せて、
比べてみて本物かどうか確認しましょうね!