読了までの目安:およそ4 分ですぜ!

ども、古着eBayセラーのまー坊(@belligerent_exp)だぜ!
今回はあのセラーの背中を追ってたぜ、こんニャロー!の続きだぜ!

ワイに高値売りへの道を示してくれた先輩セラー。
まだ駆け出しで、月最大20個しか出品できない頃に出会った雲上の人物。
まさに高嶺ならぬ高値の先輩。
ワイは「高値パイセン」と呼んでいたぜ!

数々の販売戦術を駆使するヤリ手だったが、
彼(彼女?)の終わりはあっけなくやってきた。
客商売の恐ろしさを身を挺して教えてくれたとも言える。
さあ語ろう、高値パイセン最期を。

高値パイセンの販売戦術

(1)インフルエンサーマーケで集客
期間は2015年の12月~2016年の2月の間、
どういういきさつかはわからないが、5人の著名インスタグラマーたちと契約してeBayへの集客を成功させていた高値パイセン
高値でほいほい売るサマを羨望の目で見ていた新米セラーのワイ

ワイもいずれその手法をマネしようと、彼らが所属している事務所を探しまくった。
だけど見つからなかったんだよね。
おそらくは高値パイセンが直接アクセスして契約したのだろう。
報酬はどれくらいだったのか知りたかったな。一ヶ月単位の短期契約だったようだが。

(2)独自サイトへの誘導
著名インスタグラマーたちは、パイセンの立ち上げたばかりの独自サイトを紹介し始めた。
2016年1月のことだった。
5人がサイト内にそれぞれ担当ページを持ち、レコメンド商品をアップしていた。
独自サイトでの売上げを知る由もないが、その手法は鮮烈だったぜ!


きっかけはささいな言い訳

2016年3月くらいのことだった。
もうその頃は5人の著名インスタグラマーとパイセンの絡みはなくなっていた。
新しく契約したのだろう、別の2人のインスタグラマーが登場していた。
相変わらず高値パイセンのインスタは毎日Likeとコメントが尽きない。

そんなある日、客らしきアカウントがインスタ上で高値パイセンに質問をしていた。
「この商品の画像、あなたの物ではないですね。どこから拝借したの?」な感じだった。

あちゃー、無在庫商品の写真がバレちゃったんだなーw
なんて返事するのかな?
とワイは心躍りながら経過を見守った。
そして待ちわびた高値パイセンの登場だ。

「それは私の写真です」


炎上とインスタ閉鎖

ん?そんな返しある?
我が目を疑った。
あんなにヤリ手な高値パイセンにしてはお粗末すぎるレスだと思った。
案の定、客の追求が始まった。
それに伴いコメントを入れる野次馬の人数が増えていった。
別のところで同じ写真をみたとか、
そんなに言い張るんならなぜウォーターマークを入れないのとか。
途中から高値パイセンは返事をしなくなった。

恐らくだが、インスタの高値パイセンはスタッフの一人だったのだと思う。
プロデューサー的な人物がいてそれが本物の高値パイセンに違いない。
そうとしか思えないほど雑な対応だった。

次の日も同じ客たちが絡んでコメントを入れていた。
高値パイセンはもう一言も返さない。

それからも毎日更新は続いていたが、一週間ほどしてパイセンのアカウントが消えた
アラシが毎日イタズラしにくる状況を重く見たのだろう。
2000人近くフォローを集めていたアカウントであったが、
とにかく閉鎖してしまった。

余談だが、ワイも同時期に高値パイセンのマネをしてインスタアカウントを立ち上げた。
わずかひと月でフォロワー1500人になり、毎日更新するたびに200Like以上付くようになっていた。
ネタばらしすると、フォロワーはココナラで買いLikeはアプリから買っていた。トータルで1万円も使っていない。
まあ、みせかけは良いアカウントでもしょせんはハリボテ。集客効果は微妙だったと思う。
パイセンもちょっとのお金で作られたアカウントだったのだろう。だからあれほど気前よく閉鎖できたに違いない。

独自サイトの閉鎖、そして…

4月、その頃はもう一人も著名インスタグラマーを使っていなかった。
以前より商品のアップ数が激減し、明らかに活気のなくなっていた独自サイトが閉鎖された
理由は簡単だ。
高値パイセンのeBayアカウント自体以前より売れなくなっていたからだ。
勢いがなくなった原因はインスタの炎上が発端なのは間違いない。
もっとも、全く売れなかった訳ではないし、精力的に新しいブランドも取り入れていた。

ではなぜ勢いがなくなったのだろう。
まず、

インフルエンサーが登場することがなくなった

あの炎上の飛び火でもあったのだろう、パイセンとの提携に二の足を踏んだと推測される。
そして出品数が大幅に減った

無在庫を封じられ、自ら撮影した商品だけになったからだ

そして5月のゴールデンウィーク半ば。
バカンス設定にしたきりひっそりと消えた。
一度復活したが、商材がアニメのフィギュアになっていた。
だがそれほど売れた形跡もなく間もなく完全に消えた。
今もアカウントは残っているが、もう復活することはなかった。


学ぶべき教訓

商材を選ぶ目があったと思うんだよね、高値パイセンは。
パイセンが新たに扱ったブランドをワイがパクったりしたし、それは結構売れた。

ワイは高値パイセンをライバルなどと思ったことはなかった。
先生とか反面教師とかかな。
現在もいたらどんな展開をみせていたのか、と惜しく思う。

不用意な一言で消し飛ぶ恐れがある客商売。
用心深く真摯な対応を心がけている。
今も続けていられるのは高値パイセンのおかげかもしれない。


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