読了までの目安:およそ3 分ですぜ!
カフェで休憩してたら、市外局番から始まる見知らぬ番号の履歴に気づく。
ナイトモードにしっぱなしだったせいか、音が鳴らなかった。
確定申告を提出した直後だから、もしかしたら税務署かな?
折り返してみる。
○○警察です
え〜…? 警察!
何もやましいことなどないが、妙に胸がざわつくw
どちら(の管轄)へおかけですか?
いえ、不在着信に折り返したのでわからないのです。 30分経っていません
ふーむ。
どうやら履歴に残るのは代表の番号らしい。どこの課からかは表示されないようだ。
違反とか、心当たりはありませんか?
ないよ!
あってたまるか。なんか失礼だな(笑)
でも何だろう、怖い怖い。
せめて留守電くらい残してくれてれば良かったのに!w
見かねた窓口の婦警さんが切り出す。
それではお名前を伺えますか?
まー…
と名乗りかけたところで、ふと気づく。
ここは昼時のカフェ。人前で名乗るのを躊躇してしまった。
すみません。今、外というか、カフェにいまして。プライバシーを公然とは…
ワイがそう伝えると、察してくれたようで。
表示されているまー坊の番号を発信部署と照会してくれるという。
このまま繋いで待ってて欲しいと告げられる。
そうだよな、警察だもん。
逆探知できるくらいだから、自分の発信くらい突き止められるよね!
と感心していた。
待つこと1分。警察の場合、BGMみたいな音楽がないんだね。無音だと待ってる間が長く感じる。
はい、生活なんと課の○○(警官名)です。
男性の声だ。
生活なんと課ってどこかで聞き覚えがある。
と考えていたら
電話番号いいですか?
いやいやいや。おかしいからそれ。
名前すら言うのも躊躇してるの!
言えるかっ!w
話しながら一旦席を立つ。外へ出た方がいいのかな。
すみません。今、外というか、カフェにいまして。プライバシーを公然とは…(再掲)
えーっと、お電話のね、番号いいですか?
馬鹿野郎ーっ!! 松田 何を聞いてる!?
ふざけるなーっ!! と叫んだわ、心の中で。<元ネタ>
これ以上は意思の疎通は無理だと判断して名乗ることにした。
… まー坊です(あきらめ)
確認しましたー。それでは繋ぎます。ブツッ(繋ぎ変えの音)
それから30秒ほど無音w
もう何がなんだか…。席に戻りつつ待っていると、またあの婦警さんが出た。
色々と松田についてツッコみたかったが、そこは我慢しつつ要件を確認した。
古物許可証を取得されていたので、古物営業法の改正のお知らせだったようですね
あー、それか。
法律が変わるので以下の書類を提出する必要があるらしい。
これを期限まで提出しないと、古物商を失効してしまうとのこと!
ありがたいことに、そのアラートだったようだ。確かに、許可証を取得した時の窓口が生活なんと課だった。
それから婦警さんに丁重にお礼を言って電話を切った。
ビビってたが何もなくて良かった(笑)
改正古物営業法。今後の古物商はいろいろ融通が効くようだ。
これで提出を忘れたらワイがアホだw
以上だぜ。
今回も読んでくれてありがとう!
次回は、個人セラーの生き残り戦略について書くぜ!