目次
読了までの目安:およそ3 分ですぜ!
デメリットだってかなりのもんだぜ!
eBay輸出でのメイン商材は古着。
2年 4年やっていて軌道修正せずにやってこれている(2019年2月現在)。
あのセラーの背中を追ってたぜ、こんニャロー!①の回でも触れたが、
こいつはとても扱い易い。
おまけに利益率も申し分ない。
ただし、
世の中はそう甘くはないぜ!
もちろんデメリットだってたっぷりあるのだ。
むしろデメリットの方が多いくらいだぜ!w
これらのデメリットに絶えられず、
6ヶ月以内に消えるセラーが多いんだぜ!
場所を食うぜ!
あなただってわかるだろうが、
衣料品はとにかくかさばる。
・自前で倉庫を借りている
・倉庫&発送を請け負う外注を使う
いずれかでないと後々困ることになるぜ!w
もし自宅で始めるとなると…
具体的には100着、このあたりから急に手狭さを感じ始めるはず!
200着を超えると、専用スペースが必要になってくる。
この例はデニムだのコートだの分厚い商材も3割入ったらの場合だぜ!
Tシャツ専門店や水着専門店とかだったら同じスペースでその5倍は在庫できる。
冬物は送料が可愛くないぜ!
しっかりしたコートなら1.5kgはあるのが普通で、
アメリカ宛なら
・EMSなら3,700~4,100円
かかる、送料だけで!
先輩格の同業者ですらやらかす奴いて笑うんだけど、
こういうブァッカな奴に限ってクァスな安売りセラーなんだよね、
それとも普段から高値で売れないから適正な送料を取れないだけか?
どっちにしろ気前が良過ぎw
そしてこれも重要なことなんだが、
eBayは受領した送料にも手数料15%*が取られる。
夏場はシャツを$50ドルで売るとしよう。
冬場はコートを同じ$50で販売。
シャツは300g程度だからeパケットならアメリカ宛935円、わかり易く$10を送料とする。
ところがコートは1500g、アメリカ宛2,525円、送料を$25としよう。
シャツの販売手数料は、$60 x 0.15 = $9
それに対してコートは、$75x 0.15 = $11.25
そう、
冬場はいつもより利益率が下がるのだ!
*eBay10%, PayPal5%の合計
品質管理が思いのほかデリケートだぜ!
あなた日本に住んでる?
OK、じゃあ梅雨の湿気がいかに怖いかはおわかりだろう。
通気性の悪い管理状況だと、
売れたのに出荷の際にカビててお陀仏だったということもあり得るw
またあり得るのが、
管理が悪けりゃ出荷時に発覚するんだぜ!
バイヤーからのクレームで発覚したらと思うと怖いw
評判ガタ落ちだろう。
だから天日に当て風通しする管理も重要だ。
もちろんこの手間もコスト。
ワイはこの辺りの管理力で安売りセラーと差別化している。
日頃の品質管理はアピールできるぜ!
出品の手間がパないぜ!
新品とは違い、
フォーマットを流用できるとはいえ、これは本当にメンドクサイ!
本業ならともかく、副業だと時間の確保がネックになるだろう。
古着販売は参入し易いが消えるのも多い。
この辺りの事情も無関係じゃないと思うぜ!
スピードアップのために、経験で効率化していくしかない。
ワイのショップでは2年前の3倍のペースで出品できるぜ!
在庫リスクを考えるぜ!
好きな物を仕入れて売る、これが理想。
ただ、売り上げるには客の好みとマッチさせなきゃならない。
ワイのオススメが2で安牌が8だ。
他にはない品揃えで特徴を出しつつ、を売上げなくてはいけない。
もちろん、安牌だけで10のライバルもいる。
この辺りのことは、販売戦術のネタとして別に掘り下げたいぜ!
衣類はシーズンごとの流行があるし、好みを拾うセンスが必須。
外せば在庫だけがかさみ、資金の回収が遅れる。
バイヤーのセンスが悪けりゃ不良在庫に直結するのだ!
とはいえ、売れ筋を掴むのはそれほど難しくない、すぐ慣れるからだ。
本当に難しいのは、売れ筋を安定的に仕入れ続ける「仕入力」なのだ。
余談だが、日本の中でも住む地域によって仕入れられる価格に差がある。
例えば、
日本人が仕入れるには割高なので手を出さない方が無難だったりする。
対して、郊外の方が安く入手し易いという特徴がある。
ワイの住まいは都心に近いので、
他の田舎者セラーと比べこの辺が不利だったりする。
後はエンドユーザーから直接「買い取り」することも仕入方法の一つだが…
少し話がそれてしまうので別の機会で触れるぜ!
総合的な経営力が問われるぜ!
必要なのは、管理力 x 仕入力。
高いレベルでそれらを維持するには、結局のところ資本力(お金)が必要だぜ!
確かに仕入資金が少なくて、簡単に始められる印象が強いリサイクル商材。
ただしこれは始める時の参入障壁の話。
古着販売は持続させるのが難しい、
総合的な経営力が試されるジャンルなのだ。